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現象学的に根拠を問う(00)目次

1997年9月2日

現象学は、従来にない豊かな可能性を哲学にもたらした。現象学的に根拠を問う時、人は、超越論的主観の存在を自覚する。本書は、第一章でフッサールの現象学的哲学を、第二章ではシェーラーの現象学的倫理学を批判的に検討しつつ、第三章で、現象学的還元・構成・破壊をモデルにした目的論的還元・構成・破壊による、実質的価値倫理学の超越論的基礎付けを試みる。

『現象学的に根拠を問う』の画像
このページは電子書籍『現象学的に根拠を問う』の一部です。

1. 目次

2. 読書案内

フッサール現象学の一般向け入門書としては、

木田元:現象学

新田義弘:現象学

がある。もう少し、勉強したい人には、

木田元, 野家啓一, 村田純一, 鷲田清一:現象学事典

が、お薦めである。フッサール本人の著作としては、

フッサール:論理学研究

フッサール:イデーン

フッサール:デカルト的省察

が重要である。

フッサールと比べると、現象学的倫理学者マックス・シェーラーは、現代の研究者からはほとんど相手にされていない。哲学的人間学という観点からシェーラーを扱った本なら、

などがある。実は、私も、シェーラーの倫理学よりも、ルサンチマン論とか羞恥論といった人間学的な議論の方がおもしろいと思っている。「人はなぜ性器を隠すのか」も、実はこれに触発されて書いた。

2.1. 改訂履歴

  • 1.0(1997年09月):: ウェブサイト「超越論的システム論」の第二巻『超越論的現象学の研究』として、ウェブ上で公開。
  • 1.1(2005年01月):: ブログ「永井俊哉ドットコム」の書籍編の第二巻『現象学的に根拠を問う』として、ウェブ上で公開。
  • 2.0(2015年01月):: 電子書籍として出版。序文の全面的に書き換え、各章の冒頭への新しい文章の追加など。
  • 2.1(2015年03月):: 表の画像化、表紙画像の改変、前付けの追加など。
  • 2.2(2015年11月):: 文中引用から文末引用への変更、ePub 3.0 対応、人名索引と用語解説を掲載、本文の加筆と修正など。
  • 2.3(2020年02月):: 画像の入れ替え、表紙画像の改変、本文の加筆と修正など。