5月 112005
 

つれづれ:人型ロボット」に対するコメント。現在のヒューマノイド・ブームが、かつての人工知能ブームと同様に、商業的な需要がないので、商業的には成功しないだろうという私の予測について。

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卓球をするロボットにどれだけの商業的需要があるのだろうか。”TOPIO ("TOSY Ping Pong Playing Robot") is a bipedal humanoid robot designed to play table tennis against a human being. TOPIO version 3.0 at Tokyo International Robot Exhibition, Nov 2009” by Humanrobo is licensed under CC-BY-SA

僕はそうは捉えていなくて、ヒューマノイド型ロボットではなく、二足歩行ロボットが出来たという風に捉えています。

現在研究者たちが開発しているヒューマノイド型ロボットは、たんなる二足歩行ロボットではありません。例えば、漫才をやるパーソナルロボット「PaPeRo 2005」とかを考えてください。

人間とそっくりなロボットを作ることによって、産業界は、人間用のインターフェースだけを作ればよいという利点もあります。何かしらの製品を作るたびにロボット用のインターフェースを組み込まなければいけないという呪縛から逃げられますから。

確かに、目的に応じたロボットをその都度作るよりも、何にでも使えるロボットを作ったほうが応用範囲が広がるように見えます。しかし、何にでも使える道具は、何にも使えません。多機能なスイスナイフが登山でしか使われないなど、多機能になればなるほど、使われる範囲は限られるというパラドックスがあります。

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