雑記編

サイトに関するお知らせ、批判に対する反論など、他のカテゴリーに属さない記事を集めています。

1月 172017
 
ピーナッツは健康に有益か

ピーナッツは、植物性タンパク質、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質、食物繊維、植物ステロールを豊富に含む食品で、適量を日常的に摂取する習慣が死亡率を下げることが判明している。しかし、同じことは木の実の摂取についても言える。では、ピーナッツならではの栄養素は何であるのか。

9月 172015
 
酒鬼薔薇聖斗のバタイユ的解釈

酒鬼薔薇聖斗には胎内回帰願望があり、今でもペニスの生えた母、ファリック・マザーの幻想を抱き続けている。母にはペニスがないのだから、母のペニスは透明な存在である。酒鬼薔薇聖斗が固執するナメクジや、体液といった「透明な存在」は、ファリック・マザーのファルスのアイコンである。「透明な存在」としてのファルスとの自己同一、すなわち胎内回帰が、酒鬼薔薇聖斗を突き動かしている根源的な欲動である。

8月 012015
 
永井俊哉ドットコム復活のお知らせ

2015年8月1日より、私が運営する四つのサイトに掲載していたコンテンツを、新しい一つのドメイン nagaitoshiya.com のもとに集約することにしました。長期的に著作活動を続ける上での決断ですので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。

1月 232015
 
健康食品は健康のために本当に必要なのか

世の中には「健康に良い」あるいは「××に効能がある」と宣伝されている食品がたくさんあるが、その宣伝の中には科学的なエビデンス(証拠・根拠)に基づかないものもある。《健康食品を食べること》よりも《食品を食べることで健康になること》を考えた方がよい。

10月 212014
 
景初四年銘卑弥呼の神獣鏡

日本で発見される三角縁神獣鏡には、景初四年という魏の年号に無い年号が使われていることから、鏡の製作地をめぐって論争が起きている。『晋書志第二天文中』に収録されている逸話を「景初四年」の根拠とする人もいるが、後世の民間説話を景初四年銘の三角縁神獣鏡が魏で制作された根拠とすることはできない。

9月 122014
 
地方創生はどうあるべきか

日本の地方が過疎化しているのは、たんに新興国とのグローバルな企業誘致競争に敗れた結果であって、時代の必然ではない。私は、日本の地方が新興国型の経済成長を遂げることができるように、三つの政策を提案したい。一つは最低賃金法の廃止、もう一つは生活保護のバウチャーによる現物支給、三つ目は農協からの特権の剥奪である。

8月 252014
 
集団的自衛権の行使は危険か

明治維新以降、日本の外交は、親アングロサクソンの保守が権力を掌握している時は安定し、反アングロサクソンの革新が権力を掌握すると危機に瀕するという傾向がある。当時「革新」と呼ばれていた反米リベラルが惹き起こした太平洋戦争を本当に反省しているのであれば、現在反米リベラルが反対しているのとは逆のことをするべきである。

2月 252014
 
少子高齢化は悪なのか

もしも出生率が、今後急上昇すると、新たに大量に生まれてくる子供たちが現役世代の負担となる時期は、1947-1949年に生まれた第一次ベビーブーマー、いわゆる団塊の世代が、退職し、年金を受給し、現役世代の負担となる時期と重なる。つまり、現役世代は、自分たちの上と下の世代に巨大な負担の塊を同時に作ることになる。

1月 302014
 
STAP細胞

米国では、全国紙の USA Today が、STAP の新しい研究を主導したのはハーバード大学関連病院であるブリガム・アンド・ウィメンズ病院のチャールズ・バカンティ教授であると報道している。「小保方」の名前はどこにもなく、「日本とハーバード出身の研究者たち」とか「バカンティと同僚たち」といった表現しかない。

1月 222014
 
情報化時代のパラダイムシフト

ジャン・フランソワ・リオタールが『ポストモダンの条件』で、「大きな物語の終焉」を語ったのは、1979年のことで、それは、一行の詩という意味でのユニバースがの時代から、多数の行の詩という意味でのマルチバースの時代への転換である。

1月 072014
 
ヒューマノイド・ロボットは必要か

ヒューマノイド・ロボットは、決して介護や家事などの現場からの要請に基づいて開発されるようになったのではない。個人的な好みでヒューマノイド・ロボットを開発していた大学や研究機関の研究者たちが、多額の予算を獲得する口実として、介護や家事労働の担い手として需要が急速に高まるといっ架空の需要予測を立てたのである。

1月 012014
 
ソーシャル・メディアへの対応

代表的なフィード・アグリゲータであった Google Reader が、2013年7月1日をもって終了となりました。RSS リーダで情報収集する時代は終わったという印象を受けます。プッシュ型サービスの主流は、メールマガジン → RSS リーダ → SNS というに変遷すると言ってよいでしょう。

12月 282013
 
日本版ロースクール構想はどこが問題だったのか

弁護士が割に合わない職業になったのは、たんに定員を増やしたからではない。必要もない教育に時間と金を使わなければならなくなったからである。ロースクールの修了を司法試験の受験要件から外せば、受験生は必要最小限の教育しか受けなくて済むし、国もロースクールに投じていた税金を再び司法修習に使うことができる。

12月 182013
 
カール・セーガンの『コスモス』

平和主義者のセーガンは、冷戦が終わって平和になると、国防予算が浮くから平和的な宇宙開発に金が回ると期待していたようだが、そもそも宇宙産業と軍事産業は不可分の関係にあったのだから、実際にはそうはならなかった。宇宙開発はむしろ停滞し、人類のフロンティアは、宇宙空間からインターネットのバーチャル空間に変化した。

12月 032013
 
特定秘密保護法

この法案の賛成派は、日本は機密漏洩に対する罰則が甘いので、外国から軍事機密を提供してもらいにくいという事実を指摘し、外国から機密情報をもらうためにも、情報漏洩の罰則を強化するべきだと主張している。もしもそれがこの法案の目的であるならば、外国が提供する機密情報だけをこの法案の対象にすればよい。

11月 262013
 
ブライアン・グリーンと超ひも理論

自発的対称性の破れは日本人の伝統的な美意識を反映している。欧米では、プラトンのイデア論以来、永遠不滅の秩序を美しいと感じる伝統がある。ところが、日本人は、桜の花のように、すぐに散ってしまうはかない存在に美を見出す。

11月 252013
 
2ちゃんねるの哲学板

哲学者は、自分の信念を含めてあらゆるものを疑わなければならない。あらゆるものを疑い、新たな可能性を探れば、理論的な多様性が無際限に増大する。そして、その増大した可能性を縮減することで、誰も思いつかなかったような新しい仮説を立てることができようになる。

11月 072013
 
どうすれば電子書籍は普及するのか

ダイレクト・パブリッシングを受け入れるかどうかは、著者や読者といった個人の利益と出版社や取次といった業界団体の利益のどちらを重視するかにかかっている。米国では前者の利益が重視され、日本では、再版制の維持にも表れているように、後者の利益が重視されている。日本は、もっと前者の利益を重視するべきではないだろうか。

10月 302013
 
日露戦争は必要だったのか

太平洋戦争に敗北して以来、多くの日本人は、自分たちがどこで道を誤ったのかを自省するようになった。過去に遡るほど抜本的な軌道修正が可能なのだが、話を明治時代以降に限定するなら、日露戦争の回避が最もよかったのではないだろうか。実際、それまで良好であった日米関係が悪化し始めたのは、日露戦争後のことなのだから。

10月 232013
 
なぜ日本のテレビ番組はスタジオに芸能人をゲストとして呼ぶのか

欧米人が客観的真理を重視するのに対して、日本人は真理であるかどうかを他者との同意を通じて確認しようとする。だから、欧米人が情報番組に客観的な情報を期待するのに対して、日本人は、芸能人が自分たちの心情を代弁して表明し、意見の共有を確認することで安心しようとする。

10月 122013
 
無騒音自動車の問題とその抜本的解決方法

未来の交通システムにおいては、多くの自動車が走っているにもかかわらず、静かだろう。なぜならば、必要な情報が必要なところにしか流れないからだ。情報が無差別に流されると、情報がノイズと化し、必要な情報が埋もれてしまう。情報社会は、そうした情報エントロピーの増大に抗する社会でなければいけない。

9月 222013
 
知識と知性とは何か

「よく遊びよく学べ」とはよく言ったもので、前者は変化適応力を、後者は環境適応力を高めよという教えとして解釈することができる。環境適応にばかり力を入れてると、環境が変化した時、それに適応できなくなるから、バランスが必要だ。

9月 112013
 
なぜ韓国には糞尿マニアが多いのか

日韓併合後、嘗糞文化を評価しない日本の統治者によって、朝鮮の嘗糞文化は抑圧され、表向きには廃れた。しかし、韓国人の糞尿への特異な思いは完全には消滅しておらず、今でも韓国では、糞尿マニアぶりを伝える話題に事欠かない。韓国人が糞尿に固執する理由は何であるのか。精神分析学的に考えてみよう。

7月 172013
 
空間は観測できないのか

光は波動であり、波動が真空中を伝播するということは、真空には媒体としての性質があるということだから、たとえ媒体を直接知覚することができなくとも、光の観測から、その媒体、すなわち真空の実在を認識することができる。

5月 172013
 
安楽死について

生きることが生物の究極目的であるとするならば、なぜ安楽死を合法化する国が存在するのか。もしも生命が絶滅するならば、私たちのすべての行為は無意味になるのか。そもそも生きるとはどういうことなのか。生とその意味について考える。

5月 102013
 
女性の労働力を活用するにはどうすればよいのか

認可保育所と認可外保育施設との格差を解消するために、認可制を廃止して、バウチャー制を導入することを提案する人もいる。良い保育所と悪い保育所の選別は、本来官僚ではなくて消費者が行うべきであり、そういう点ではバウチャー制の方が認可制よりも優れているが、財政錯覚を生じさせるという点では同じである。

5月 062013
 
才能は遺伝するのか

集中力、真面目さ、頑固といった属性は、遺伝するが、そうした属性の持ち主が人生において成功するという必然性はなく、むしろ、これとは逆の一発大儲けの冒険を好むタイプの人間が運よく人生で成功することもある。デメリットと世間で思われている属性をメリットに変えるならば、もって生まれた属性を恨む必要もなくなる。

4月 252013
 
アベノミクスの三本の矢

アベノミクスの三本の矢のうち、第一の矢は正しいが、第二の矢は財政支出拡大という点で正しくなく、第三の矢は、国家主義的な産業政策と構造改革の混合となっており、総じて「小さな政府」を目指しているのか「大きな政府」を目指しているのか不明確である。

4月 162013
 
北朝鮮の金体制を崩壊させる最も簡単な方法

中国の同意のもと、米国が北朝鮮の核兵器の施設等を空爆し、北朝鮮を軍事的に無力化させる。中国が人民解放軍の地上部隊を北朝鮮に投入し、現政権を打倒し、そこに中国の傀儡政権を樹立させる。北朝鮮で中国式の改革開放路線を進め、生活水準を徐々に高めていく。このレジューム・チェンジは、周辺国にメリットがある。

3月 262013
 
一票の格差を是正するにはどうすればよいか

違憲状態をすぐに解消する方法がある。それは議員の一票に格差をつけるという方法である。議員の一票を平等に扱うのは、一見すると民主的だが、選んだ有権者の数が大きく異なる以上、民主的とは言えない。むしろ有権者の数に応じて議員の一票に格差をつけることで、有権者の一票の格差が是正するべきである。

3月 162013
 
言語教育と文学教育は分離するべきである

日本では、文学教育が言語教育を乗っ取っているため、文学教育を必要としない学習者までが文学教育を強いられている。この現状を変えるために、私は現行の国語を廃止し、これを日本語と日本文学に分割し、前者を必須教科に、後者を日本史などと同様の選択科目にすることを提案したい。

3月 152013
 
日本の大学は英語で授業を行うべきか

日本の大学生は、中学と高校で6年間英語を学んだ後、大学でもさらに英語の授業を履修している。にもかかわらず、日本の大学生の大半がまともに英語を話せないのはなぜだろうか。それは、日本の学生は、英語を勉強しても、英語で勉強をすることをしないからだ。

1月 012013
 
2012年のアクセス状況

2012年には、遅まきながら、Twitter, Facebook, Google+ といったソーシャル・メディアを利用した更新通知を試験的に始めました。メルマガからソーシャル・メディアへ、デスクトップ・パソコンからモバイル端末へという時代の流れに取り残されないようにサイト運営の方もしっかり行いたいと思います。

11月 262012
 
地方分権は望ましいのか

日本の地方分権論の主流は、教育や福祉といった対人サービスが政府の役割であることを前提にし、住民により身近な存在である地方政府にそれらの権限を大幅に与えよというものだが、こういった地方分権論では地方政府はいつまでたっても自立できない。

11月 252012
 
戦争か平和かの対立地平を超える

戦争は、帰属原理に基づく運命共同体が、希少財の獲得を目指すことによって起きる。戦争の悲惨さを訴えて、平和を希求する人は(特に日本人には)多いが、「戦争をやめて平和を!」と叫んだところで非現実的である。むしろ重要なことは、帰属原理に基づく戦争を業績原理に基づく競争へと変換して行く努力の方が現実的で、かつ生産的だ。

11月 242012
 
資本主義と精神分裂症

広義の精神分裂病は大別して典型的な破瓜緊張型と妄想型に分類される。フランスでは、精神分裂病を前者に限定し、後者の患者に見られる、猜疑心の強い、自負心を伴った被害感を持ちやすい性格を特にパラノイアと呼んでいる。二つの病気を医学的に説明しよう。

11月 242012
 
経済構造の発展と心の発達のアナロジー

互酬とは相互に報酬を与えることで、互酬性の原理に基づいて、対等な二者の間において贈与と返答の交換が行われる。再配分では、中心/周縁という構造を持つ、権力的に差異化された社会において、富がいったん中心の権力者に集められ、それが権力者の裁量で、権力者に忠誠を誓う階層(半周縁)には厚く、それ以外には薄く分配される。

11月 242012
 
鏡像段階におけるエディプス的関係

鏡像段階とは、生後6ヶ月から18ヶ月ぐらいの幼児の発達段階で、この時期に幼児が相互主観的な関係の中で自我を形成する。生後6ヶ月ぐらいの子供は、最初のうちは、鏡に映った自己の身体を手でつかもうとするが、やがて、自己のイマージュとの原初的同一化により、鏡を前にして大喜びする。

11月 162012
 
政党の名前

英語名「リベラル・パーティ」の従来の自由党とは異なる「リバタリアン・パーティ」としての自由党は、かつて存在しなかった政党であり、それでいて日本語名は板垣退助が採用して以来の定番でもあり、一番メジャーな政党になりそうな名前だ。

10月 212012
 
米国式単位換算法による化学計算問題の解き方

1970年頃の米国の化学教育界では、モルによる単位換算の高校生向けの方法として、モル法(Mole Method)が採用されていた。日本では、高松高校の佐野俊介がモル法の採用を提案したが、普及には至らず、今日に至るまで、日本の教育現場では比例式を用いた解法が主流を占めている。

10月 092012
 
メールマガジン

メールマガジンは日本でのみ主流となったガラパゴス的プッシュ型メディアで、その流行はテレホーダイ(深夜早朝の時間帯に限り、通話料金を一定にする日本特有の料金体系)で説明できます。当時、その時間帯にメールを受信し、時間帯外にはオフラインでメールマガジンを読むことで電話料金を節約するという読書スタイルが流行りました。

9月 282012
 
日本維新の会

年配の有権者は、「維新」と名のつく政党名を聞くと、君側の奸に天誅を加え、クーデターで天皇親政を実現しようとする右翼政党と思うかもしれない。もしも日本維新の会の支持率を上げたいと思うのであれば、橋下は石原や平沼といった国家主義者とは距離を置き、自由主義者としての側面を強調するべきだ。

9月 142012
 
なぜ日本のサイエンスライターは地位が低いのか

日本の科学者は、自分たちが受け取っている助成金が税金であるという意識が低く、研究成果をサイエンス・ライターを通じて納税者に分かりやすく説明しようという意欲がない。納税者たちも、科学振興をお上に任せっぱなしで、その結果、日本では、サイエンス・ジャーナリズムが振るわない。

8月 172012
 
ネット右翼に関する統計分析

統計分析から、嫌韓嫌中だから右翼的であるとも、右翼的だから嫌韓嫌中であるとも言えないということがわかる。日本のネットユーザに嫌韓嫌中が多いのは事実だが、左翼がネット右翼の増加を懸念したり、右翼が嫌韓嫌中のネットユーザとの連携を模索したりといったことは、勘違いによると言わなければならない。

7月 082012
 
フロー課税からストック課税へのシフトは望ましいか

橋下が資産課税で念頭に置いているのは、貯金、株、不動産といった典型的な経済資本であろう。個人消費も投資の一種で、資本形成につながっているにもかかわらず、それらには課税しないということは、特定の投資だけを優遇し、投資の選択肢を狭めるということを意味している。

6月 142012
 
最低賃金法は必要か

私たちが働く目的には、金を稼ぐ以外にも、自己実現や他者との交流や規則正し生活を送るためのメリハリなどいろいろある。仕事は百パーセント仕事でなければならず、趣味は百パーセント趣味でなければならないと政府が勝手に決めて、それを法で国民に強制するのは不当な介入である。

5月 282012
 
古文の用言の活用を習得する方法

古文の用言の活用を習得する時、活用語尾だけを切り離し、そのリストを朗読して覚えるという方法よりも、現代日本語の用言の活用を習得する時と同様に、後続語とセットで、いわば文脈の中で有機的に覚えた方が、速く習得できる。私は、そのために、独自の活用表を作ったので、それをここに公開しよう。

5月 262012
 
幽霊やゾンビは怖ろしいか

ホラーの世界の前提は、死に対する恐怖を引き下げてしまう。というのも、もしも人が死んでも、幽霊として意識を維持できるなら、そして生きている人を殺すなど、現実の世界に影響を与えることができるなら、その状態は生きている時とあまり変わらないから、死というものが大きな意味を持たなくなるからである。

3月 312012
 
収入税

サービス業の売上高対総利益率が5割程度であるのに対して製造業の売上高対総利益率は2割程度である。そういう業界ごとの差異を無視して一律に外形標準課税をかけ、サービス業を優遇し、製造業を冷遇するのは不公平である。

3月 112012
 
国民は政治に何を求めているのか

小泉と中曽根は、コンセンサスの積み上げという従来の日本の政治慣行に反して、トップダウン的なリーダーシップを発揮し、メディアを通じて国民に分かりやすいメッセージを送り続けた。外交は親米保守で、米国大統領と個人的な信頼関係を築くことに成功した。そして、増税なき財政再建を目指し、国営企業の民営化を推し進めた。

3月 072012
 
喫煙率を低下させるにはどうすればよいか

喫煙禁止年齢の上限を時間とともに引き上げることを提案したい。現在、日本では、未成年者喫煙禁止法により、「満二十年ニ至ラサル者ハ煙草ヲ喫スルコトヲ得ス」と規定されているが、これを誕生年月日が平成XX年1月1日以降の者に限定して、一生喫煙を禁じるという内容に変更するのである。

2月 042012
 
コミュニケーション・メディアとしての大文字の他者

文化的な交換において、交換媒体は言語であり、形相は意味である。有意味な情報が持つ価値は、賞賛や名声といった文化的価値、ないし経済的価値や政治的価値などを対価として交換される。個別的な言語の価値は、その言語の使用者、その言語を使用した作品の価値の大きさによって決まる。

1月 122012
 
愛国心や愛郷心はどうあるべきか

「外国人は出ていけ」と叫ぶことは愛国心ではない。むしろ、外国人が日本に来たいと思うほど日本を魅力的な国にすることが本当の愛国心である。「可愛い子には旅をさせろ」という諺があるが、同じことは国や郷土についてもあてはまる。もしも本当に自分の国や郷土を愛しているならば、それらを盲目的に愛してはいけないのである。

1月 122012
 
総合学習はなぜ失敗したのか

「生きる力」が、私たちが獲得しなければならない最も重要な力であることは、言うまでもない。しかし、だからといって、学校教育において、体験学習を通じた「生きる力」の育成にもっと時間を割くべきだという結論にはならない。そうした考えは、人は学校以外で学習することはないという間違った前提に基づいている。

1月 102012
 
橋下徹は自由主義者か国家主義者か

日本国民は、小泉内閣による構造改革を支持したが、安倍内閣が熱心に取り組んだ愛国教育は支持しなかった。橋下および大阪維新の会も、国家主義的な方向に逸脱することなく、自由主義的な改革を続けていかなければ、有権者の支持を維持することはできないだろう。

1月 012012
 
2011年の回顧と2012年の展望

2012年は、2011年に引き続き、科学史の哲学的考察を中心に研究を進めていきます。特にシステム論にとって中心的な概念であるエントロピーに関しては、詳しく取り上げたいと思っています。

11月 082011
 
公的年金制度は必要か

老後は働かずに年金生活を送りたいという人は、自分で民間保険会社が提供する私的年金に加入すればよいのであって、国家が老後働かないという特定のライフスタイルを国民全員に制度的に強制することは、多様なライフスタイルを選択する自由を否定することになり、好ましくない。

11月 062011
 
オキュパイ・ウォールストリート

リベラルか保守かを問わず、米国人の大部分は、多くの企業が政府から保護されることなく倒産していった一方で、保険会社のAIG、自動車のGM、銀行のシティバンクなど、特定の企業は公的資金で救済されたことに不満を抱いている。

11月 052011
 
原発事故後の除染はどのように行うべきか

バイオレメディエーションによって、土壌中のセシウム137を完全に取り除くことはできない。しかし、土に固着しているので、流出等の心配はない。30年たてば1/2になり、60年たてば1/4になる。バイオ燃料製造ファームとして長期的に利用しながら、遠い将来に安全な場所に戻すことができる。

10月 222011
 
パラノイア型陰謀論者

陰謀論者は、もしも自分が権力者の立場にいるならばどのようなことをするかということを想像して陰謀論を作り上げる。だから、パラノイア型陰謀論者が暴露する陰謀なるものは、たいていの場合、陰謀論者がそう主張するような《隠れた真理》ではなくて、陰謀論者本人の《隠れた心理》なのである。

10月 042011
 
ヒューマノイド・ロボットの開発はビジネスとして成功するか

ロボットにさせるべき仕事を人間にさせる有人宇宙探査プロジェクトと人間にさせるべき仕事をロボットにさせるヒューマノイドロボットプロジェクトは、逆の関係にあるものの、「夢がある」だの「子供に未来の希望を抱かせる」だのといった理由から正当化されているという点で共通点を持つ。

10月 022011
 
最も望ましいエネルギー源は何か

福島第一原子力発電所事故により、原子力にエネルギー源をシフトさせていこうとする政府と電力会社の計画は頓挫し、太陽光や風力による発電を普及させるべきだという主張が増えつつある。しかし、私たちが最優先するべきは、安くて、安全で、再生可能・持続可能で、環境に良いエネルギー源であり、その第一の候補が有機物発電である。

9月 272011
 
大人が幼児性を持つことに対する日米での評価の違い

日本人でも米国人でも、11~14歳ごろになると、変声が起こり、声の高さが低くなる。したがって、意図的に高い声を出す女性は、意図的に子供のようにふるまおうとしているというように解釈される。日本では、それが「少女みたいでかわいい」と肯定的に評価され、米国では「幼稚でバカっぽい」と否定的に評価される。

9月 262011
 
仮設住宅の建設は必要か

阪神淡路大震災の時には、政府は、高齢者、障害者、病人、負傷者などの災害弱者を優先的に仮設住宅に入居させた。これは、「人にやさしい政治」を施政方針として掲げた村山内閣らしい配慮であったが、弱者優遇のつもりのこの政策は、その意図とは逆に弱者虐待を帰結した。

8月 292011
 
フィードバック機能の移転

PHP スクリプトは、Perl スクリプトのようにウェブ・サーバーとは別に個別に動かず、ウェブ・サーバーと共に動くので、ユーザーが増えても、サーバーにあまり負荷をかけることなく、高速に動作することが可能です。

4月 062011
 
電力の供給不足にどう対処すればよいか

停電は物質的エントロピーを増大させるが、停電があるかどうかわからないという不確定性は情報エントロピーを増大させる。どちらのエントロピーも経済システムにはダメージを与えるので、予見可能性を高める必要がある。この点、輪番停電という配給経済的な方法よりも、電気料金の引き上げという市場経済のメカニズムを利用した方法のほうが優れている。

4月 022011
 
公務員人件費の見直し

公務員の特権廃止には賛成だが、公務員の給与水準は低ければ低いほどよいということはない。行政改革をする時、目標とするべきことは、たんなるコスト・カットであってはならず、コスト・パーフォーマンスの改善でなければいけない。

4月 012011
 
ウェブサイト再編成のお知らせ

2011年度より、私が管理するサイトを大規模に再編成します。これまで永井俊哉ドットコムで公開してきたコンテンツは、システム論アーカイブに移転し、そこで保存します。新コンテンツは、システム論ブログで公開し、システム論ウィキで体系化します。また、読者の積極的な参加を促すために、システム論フォーラムを開設します。

2月 202011
 
コメント受付一時停止のお知らせ

2010年12月ごろから、小学生たち(と思しき人々)が当サイトのコメント欄をチャットルームのように使うようになりました。そこで、これまでの無意味なコメントはすべて消去し、さらに、小学生たちの雑談が他のサイトで定着するまで、しばらくコメントの受付を停止したいと思います。

1月 072011
 
なぜいじめは起きるのか(小学生向け)

前作の「なぜ戦争は起きるのか(小学生向け)」が好評であったために、小学生向けシリーズ第二弾を書きました。群馬県桐生市新里町の住宅で、小学6年の上村明子さんが、いじめを苦にして、自分の部屋でマフラーで首をつり、自殺したケースを取り上げ、なぜいじめは起きるのかを考えます。

1月 012011
 
新ブログ開設のお知らせ

2011年より、永井俊哉ドットコムの後継ブログを開設します。これまでのブログが、商用ソフトである MovableType を使用していたのに対して、新しいブログは、オープンソースの WordPress をブログソフトとして使用しています。WordPress は、テーマやプラグインが豊富なので、便利です。

11月 232010
 
素数分布の研究

素数分布とは自然数Nの中に素数がいくらあるかを表したもので、一般にπ(N)という関数で示されます。これは下の図の通り、階段状のグラフとなり、従来、それを正確に求めるのは極めて難度が高いとされてきましたが、この研究では、それをコンピュータを使わずに、エクセル表で計算できるようにしています。

9月 282010
 
反日的韓国人の深層心理

反日的韓国人パラノイア説の是非をめぐる議論。韓国人が、一方で「日本のような、アジア最大の先進国になりたい」という願望を持ちながら、他方で、「日本列島なんて沈没して無くなればよいのに」という願望をも持つことは矛盾ではなく、むしろ整合的ですらある。

9月 112010
 
日本は世界標準にどう対応するべきか

80年代末から90年代初頭にかけてのジャパン・バッシングの時期と比べて、日本の対米従属が深刻になったという認識は間違っている。1989年から始まった日米構造協議が、強すぎる日本経済を叩きのめすことが目的だったのに対して、2001年から始まった年次改革要望は、むしろ弱すぎる日本経済を再建することが目的である。

9月 092010
 
ワークシェアリングはどうあるべきか

雇用の総量を減らすことになる、規制強化による共産主義的なワークシェアリングではなくて、逆に雇用の総量を増やすことになる、規制緩和による自由主義的なワークシェアリングを促進するべきだ。但し、労働市場が掘り起こすべき未利用労働力としては、専業主婦のみならず、定年退職後の高齢者もターゲットにしなければならない。

9月 052010
 
法科大学院の問題点

余剰博士問題の本質は、大学院の定員拡大、およびその結果として生じる博士の数の増大ではなくて、教育と称する官営ビジネスが、資格を武器に、民間の教育ビジネスから仕事を奪いつつ、税金を無駄に使いながら、民間需要を無視した経営を行っている点にある。

3月 072010
 
日本の大学と大学院を批判をする理由

日本の大学/大学院の国際競争力を高めるために必要なことは、政府の大学/大学院に対する補助金を今以上に増やすことではない。そのようなことをしても、日本の大学/大学院が抱えている構造的な問題の解決にはならないし、日本政府が財政破綻した時に、道連れになるリスクを高めるだけだ。

10月 062009
 
永井俊哉ドットコムのアクセス統計

2007年1月から2009年9月までの毎月の平均訪問者数は、40527人、訪問回数は、68388回、ページ閲覧数は、209827ページでした。また、2008年10月から2009年9月までの直近1年間の毎日の平均訪問者数は、2263人、ページ閲覧数は7436ページでした。

5月 102009
 
新しくウィキサイトを作りました

メディアウィキは、ムーバブル・タイプと同様にデータベース駆動型のCMSだが、もともと百科事典であるウィキペディア用に開発されたソフトであるため、時系列には束縛されない自由なコンテンツ構成が可能だ。ブログ・ソフトがジャーナリズムに適したCMSであるのに対して、ウィキ・ソフトはアカデミズムに適したCMSである。

5月 092009
 
言語の重要度ランキング

言語は、その話者の数、経済力、文化力などに応じて、重要度に違いがあります。このページでは、さまざまな基準による言語のランキングを紹介しながら、どの言語が最も重要であるかを考えます。コンテンツを何ヶ国語に翻訳しようか迷っているパブリッシャーや、第二外国語をどれにするか迷っている大学生は、参考にしてください。

1月 012008
 
MT4.0へアップグレードします

新年明けましておめでとうございます。旧年中はほとんど本サイトを更新できませんでしたが、本年は、もっと更新に力を入れたいと思っています。また、再オープンを記念して、Movable Type を 3.3 から 4.0 へアップグレードし、デザインも一新したいと考えています。

11月 072007
 
『性書』の連載を終了

プレスプラン社のウェブサイトで、1年8ヶ月にわたって連載した『性書』は、第20回目をもって終了しました。長らくのご愛読ありがとうございました。バックナンバーは非公開となっていますが、これの公開に関しましては、また後ほどお知らせします。

6月 092007
 
知識依拠型経済

知的独創性を生み出すには、一生同じタコツボにこもっているよりも、積極的に異分野に挑戦したほうがよいのであって、その点でも、終身雇用制はやめたほうがよいというのが私の意見です。

10月 092006
 
トラックバックが消滅

トラックバックができないという不具合が生じたので、Movable Type 3.33 へのアップグレードを行いました。現在新規にトラックバックできるようになりましたが、以前のトラックバックはすべて消滅しました。

7月 192006
 
ウェブマガジン『連山』で連載を開始

2006年7月より、株式会社チーム連山が運営するウェブマガジン『連山』で、資源問題や環境問題に関するコラムを連載することにしました。このウェブマガジンは、2006年8月1日から、サイトデザインを一新して、正式にスタートしますが、その前より、私を含めた有志6人で、不定期で、投稿していきます。下のキャプチャーは、私が投稿したコラムの一覧のページです。

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https://www.nagaitoshiya.com/ja/category/note
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