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2011年5月22日

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フロギストン説とは18世紀に支持されていた化学の仮説である。この理論によると、可燃物にはフロギストンと呼ばれる可燃元素があって、ある物質が燃えると、フロギストンがその物質から放出され、燃えた後に残る灰は、その物質本来の形であると考えられた。フロギストン説が流行した時代背景には、魔女狩りや瀉血に典型的に表われているカタルシス願望があった。すなわち、前者に関しては、魔女たちを火炙りにすると、彼女たちから悪魔主義が追い出され、彼女たちが軽い灰となることでその罪も同様に軽くなり、悪魔に魂を売る前の本来の健全な姿に戻ると考えられており、後者に関しては、血液を放出することで病気の原因が体から追い出され、その症状は軽くなり、患者は本来の健康な姿に戻ると考えられていた。

2011年1月7日

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前作の「なぜ戦争は起きるのか(小学生向け)」が好評であったために、小学生向けシリーズ第二弾を書きました。群馬県桐生市新里町の住宅で、小学6年の上村明子さんが、いじめを苦にして、自分の部屋でマフラーで首をつり、自殺したケースを取り上げ、なぜいじめは起きるのかを考えます。

2009年3月11日

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ネット上で発生する祭りは、伝統的な祭りとどのような共通点を持つのか。2ちゃんねるで神と呼ばれるのはどのような人たちか。なぜ2ちゃんねるには「クマー」が出没するのか。2ちゃんねるでのフィールドワークを通して、祭りの民俗学的分析を行い、これらの問いに答えよう。

2007年5月13日

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汚いかきれいかという判断は価値的で主観的であるが、これを物理学的、かつ定量的に表現することは可能だろうか。私たちは、不正を「汚い行為」と表現することもあるが、こうした非物理的な汚(けが)れは、物理的な汚(よご)れと何らかの共通点を持っているだろうか。そして、汚れを清めることにはどのような共通点があるのだろうか。

2005年11月7日

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ハラキリは、海外の辞典にも載っているぐらい有名な、日本人の伝統的な自殺の方法である。苦しいだけでなかなか死なない、こんな非効率な自殺の方法が、なぜ名誉ある死に方として尊重されたのか。千葉徳爾が『日本人はなぜ切腹するのか』で提示したのとは異なる、新たな仮説で、切腹の謎に迫ってみたい。

2004年1月1日

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2004年から、日本のマスメディアに韓流ブームがおきた。国粋的な日本人の中には、眉を顰める人もいるが、もともと日本の芸能界には在日コリアンが多いし、外国人が芸能界でもてはやされるというのは自然な現象である。そもそも芸能人とはいかなる存在なのか、カタルシス理論の観点から分析しよう。

2003年12月1日

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人は、悲しいとか嬉しいといった感情的な原因で涙を流す。涙を流す動物は、他にもいるが、こうした感情的涙は、人間特有の現象だと言われている。私たちは、どういう時に、そして何のために涙を流し、泣くのかを考えてみよう。

2003年11月1日

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私たち人間は、しばしば、たわいもない冗談を言っては、口を横に広げ、腹筋を収縮させながら「あっはっはっはっ」と断続的な呼気を発する。この奇妙な動作は、生物としてのヒトが生きていくうえで何の役にも立っていないように見えるのだが、一体なぜ、何のために私たちは笑うのだろうか。

2002年7月26日

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生贄もスケープゴートも、罪なくして犠牲となるという点で共通点を持つものの、その機能と排除のベクトルが異なっている。両者の相違を分析しつつ、なぜ現代人が、生贄を捧げることをやめ、代わりにスケープゴーティングをし続けるのかを考えよう。

2002年4月26日

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スケープゴートになりやすい色は、黄色である。黄色は、金の色であり、魅力的であると同時に嫌悪すべき両義的な色である。心理的には、黄色は、緑(安全)と赤(危険)の境界に存在する、不安を掻き立てる色である。

2001年6月2日

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多くの日本人は、いじめというと学校でのいじめを思い浮かべる。実際には、いじめは、学校に限らず、社会のいたるところに存在するのだが、範例として学校でのいじめを取り上げながら、なぜいじめが起きるのかをシステム論的に分析しつつ、その解決策を探る。

2001年5月19日

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毎年節分の日になると、年男(その年の干支に生まれた人)あるいは一家の主人が「鬼は外、福は内」と言いながら、炒った大豆をまく追儺(ついな/おにやらい)の習慣が日本にある。なぜ炒った豆をまくのか、なぜ節分に鬼を退治するのかをシステム論的に考えてみよう。

2001年4月22日

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スケープゴートのもともとのヘブライ語での意味は、古代ユダヤ人の罪を象徴的に負うヤギのことであるが、転じて、他人の過失の責任をとる身代わりの個人または集団という意味で使われるようになった。では、どのような存在者がスケープゴートの候補となるのか。