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2002年5月24日

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1870年代に、メンガー・ジェボンズ・ワルラスの三人が、独立に限界原理を提唱した。彼らの仕事は、当初は異端として無視されたが、その後、経済学の主流となる近代経済学の出発点として位置付けられ、限界革命と呼ばれている。では、限界革命は、どこが革命的だったのか。

1997年9月5日

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フーコーによれば、真理と権力は、根源的に同一である。この権力論の新たなパラダイムは、権力を反選好的抑圧とみなす従来の権力概念を一新するものであった。もしも、マルクス主義者たちのように、国家権力を、支配者階級の利益を擁護する/被支配者階級にとってはあらずもがなの抑圧と考えるならば、既存のブルジョワ国家の打倒がそのまま権力なきユートピアの誕生になるはずであるが、実際に成立した共産主義諸“国家”の現状を見れば、現代においても権力がいかに人間社会にとって根源的で本質的で必要不可欠であるかが理解されるはずである。マルクス主義者もフーコーから学ぶべきものを学ばなければならない所以である。

1997年9月5日

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クーンの科学革命論とマルクスの共産主義革命論との間にはいくつかの共通点がある。実際、マルクス主義者の中には、クーンを「仮面をかぶったマルクス主義者」と呼ぶ人もいる。本稿は、それをふまえ、両者になおある隔たりを縮めるべく、第一項でまず「パラダイム」の概念規定を行った上で、第二項ではマルクス主義の立場からクーンのパラダイム論の権力論的転換を図りながら、第三項ではこれを踏まえて、マルクス主義の言語論的転換を行い、マルクス主義のパラダイム転換とパラダイム論のマルクス主義的転回を試みる。

1997年9月5日

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ヘーゲルの『精神現象学』の「自己意識」の章に出てくる主人と奴隷の弁証法は、疎外された労働者の解放を夢想していたマルクスを感動させ、鏡像段階論を展開したラカンにもインスピレーションを与えた。このページでは、主人と奴隷の弁証法は、どのような構造を持っているのか考えたい。

1997年9月5日

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経済的交換がポジティブな価値の交換であるのに対して、復讐はネガティブな価値の交換である。前者の交換媒体が貨幣であるとするなら、後者の交換媒体は何であるのか。経済資本に相当する資本は何であるのか。このページでは、マルクスの『資本論』の価値形態論・剰余価値学説等を範に仰ぎつつ、交換としての復讐から公的刑罰、さらには国家権力を導出する《復讐の経済学》を試みる。