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2007年3月18日

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ハイチは、かつて西半球で最も豊かな植民地だったが、現在では西半球で最も貧しい国になっている。世界で最初に独立した黒人共和国という輝かしい歴史を持つハイチ共和国が、なぜこんなに貧しくなったのか。隣のドミニカ共和国では森林資源が豊富にあるのに、なぜハイチでは森林資源が枯渇しているのか。その原因を独立の精神に求められる。

2005年9月9日

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アラブ首長国連邦は、ペルシャ湾南部に面する中東の国である。日本人の中には、アラブ首長国連合という国名すら知らない人も少なくないが、アラブ首長国連合からの原油輸入量は、日本の全原油輸入量の24%を占め、国単位では最も多い(1991年度現在)。だから、アラブ首長国連合は、実は、日本にとってきわめて重要な国である。近年、石油依存からの脱却を図り、産業の多角化や新エネルギー産業の開発にも努力している。このページでは、ムハンマド・アル・ファヒム著の『ぼろから富へ:アブダビ物語』を参考に、この国の歴史を学びつつ、その将来にむけての成長戦略を展望したい。

1997年9月5日

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ヘーゲルの『精神現象学』の「自己意識」の章に出てくる主人と奴隷の弁証法は、疎外された労働者の解放を夢想していたマルクスを感動させ、鏡像段階論を展開したラカンにもインスピレーションを与えた。このページでは、主人と奴隷の弁証法は、どのような構造を持っているのか考えたい。