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2013年6月30日

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ローマ・カトリック教会は、地動説を提唱したかどでガリレオを有罪にした。キリスト教が地動説を異端視したのは、たんにそれが『聖書』の記述に反するからだけではない。ユダヤ教やキリスト教は、母権宗教の克服により成立した父権宗教であり、ローマ・カトリック教会は、母なる大地が自ら勝手に動き出し、それが父なる神を象徴する太陽を没落させるという地動説の含意が、自らの支配を危うくする母権宗教の復活と感じたからだ。ガリレオは、俗語でわかりやすく対話篇を書いたので、その自然に対する認識は大衆に広まった。ローマ・カトリック教会は、母なる自然の真理に目覚めた大衆が自ら勝手に動き出し、それがローマ・カトリック教会を没落させることに危機感を抱いていた。この二重の意味で、ガリレオはローマ・カトリック教会の支配の脅威とみなされ、有罪となった。

2009年9月11日

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老子(老聃)は、春秋時代の中国の思想家で、『老子道徳経』の著者とされているが、長い間その実在が疑問視されてきた。はたして老子は実在したのか、それとも『老子道徳経』は後世の偽作か。『老子道徳経』で論じられる「道」とは何のことか。反儒教としての道家には、どのような思想的意義があるのか。

2003年3月1日

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キリスト教は、なぜかつて地動説を否定して、天動説を支持していたのだろうか。たんに聖書に書かれている記述と矛盾するからだけなのか。キリスト教が母権宗教を否定する父権宗教である点に注目して、考えよう。