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2017年2月16日

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ゾウリムシの研究者、高木由臣は、2014年に出版した著書『有性生殖論』で、ゾウリムシのオートガミーを根拠に、有性生殖の機能を遺伝子の多様化に求める通説を否定し、有性生殖を、無性的一倍体化と無性的二倍体化を起源とする、蓄積した突然変異の有用性を検証する仕組みとする新説を提示している。高木の新説は正しいのかどうかを考えよう。

2017年2月2日

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生物には、カゲロウのように短命のものもあれば、ヒトのように百年近く生きるものもある。また同じヒトでも、現在は過去よりも平均寿命が長いし、現在においても、先進国の方が途上国よりも平均寿命が長い。この違いはなぜ生まれるのか。また、ヒトの寿命は今後も伸び続けるのか。寿命にまつわる謎について考えたい。

2017年1月17日

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ピーナッツは、植物性タンパク質、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質、食物繊維、植物ステロールを豊富に含む食品で、適量を日常的に摂取する習慣が死亡率を下げることが判明している。しかし、同じことは木の実の摂取についても言える。では、ピーナッツならではの栄養素は何であるのか。

2015年1月23日

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世の中には「健康に良い」あるいは「××に効能がある」と宣伝されている食品がたくさんあるが、その宣伝の中には科学的なエビデンス(証拠・根拠)に基づかないものもある。《健康食品を食べること》よりも《食品を食べることで健康になること》を考えた方がよい。

2013年12月18日

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平和主義者のセーガンは、冷戦が終わって平和になると、国防予算が浮くから平和的な宇宙開発に金が回ると期待していたようだが、そもそも宇宙産業と軍事産業は不可分の関係にあったのだから、実際にはそうはならなかった。宇宙開発はむしろ停滞し、人類のフロンティアは、宇宙空間からインターネットのバーチャル空間に変化した。

2013年12月12日

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熱機関とは、熱エネルギーを継続的に運動エネルギーに変える装置である。熱機関が、私たちにとって有用な正の仕事をするためには、温度格差と膨張率の高い作業物質が必要である。高温熱源との接触による膨張と低温熱源との接触による圧縮が直接仕事を行うこともあれば、体積変化に伴う密度変化が惹き起こす対流が間接的に仕事を行うこともある。私たちに有用な仕事を行ってくれる熱機関は、人工の熱機関に限らない。地球もまた熱機関として、生命にとって有用な仕事をしている。すなわち太陽放射の熱を高温熱源とする熱機関は空気と水の循環を、地球内部の熱を高温熱源とする熱機関は無機塩類の循環を生み出している。

2008年10月31日

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最近、ローライズパンツをはいた女性が、しゃがんで腰の地肌を見せることがはやっているが、あのしぐさが男を性的に刺激するのはなぜなのか。男が、女とは異なってネクタイをしめるのはなぜなのか。デズモンド・モリスの性的自己擬態説を参考に、これらの問題を考えることで、人類の表象文化の起源を探りたい。

2006年7月19日

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天然資源の枯渇と資源環境の破壊は、急速に拡大を続ける私たち生命の存続を脅かしている二つの大きな問題である。これらの二つの問題は、そして生命を維持する問題自体も、実際には、エントロピーの問題という一つの問題に収斂する。資源問題と環境問題の本質が、そして二つの問題を解く鍵が、いかにしてエントロピーを減らすかにあることを示したい。

2002年5月3日

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「自殺は悪だ」が、私たちの常識である。多くの常識がそうであるように、この常識も、根拠が問われることなく信じられている。はたして、私たちは、自殺が悪であることを根拠付けることができるだろうか。哲学的にこの問題を考えたい。

2001年11月3日

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アンデルセンの童話に『マッチ売りの少女』という話がある。あの物語に出てくる少女がなぜ死んだかをめぐって、物理学者たちが、10年にわたって熱い論争を繰り広げたことがあった。はたして、少女は、エネルギーが足りなくて死んだのか、それともエントロピーが増大して死んだのか。

2001年10月13日

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1997年10月に臓器移植法が施行され、1999年2月には、この法律に基づく初の脳死判定と臓器移植が実施された。しかし、日本では、心臓死が社会通念としての死であったので、脳死を人の死とすることには大きな抵抗があった。はたして脳死は人の死か。そして、脳死判定に基づく臓器移植は肯定されるべきか。

2000年8月26日

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生命とは、1/fのゆらぎを通して自己組織化するオートポイエティックな開放系である。そしてこの定義に従うならば、社会システムもまた生命であるということになる。社会が生物であることを示そう。

2000年7月1日

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私たちは、機械的に風を送る扇風機よりも、自然のそよ風の方に心地よさを感じる。そよ風は、一見すると気まぐれだが、そこには数学的に定式化できる生命のリズムがある。