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化学とその技術的応用に関する記事。

2012年10月21日

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1970年頃の米国の化学教育界では、モルによる単位換算の高校生向けの方法として、モル法(Mole Method)が採用されていた。日本では、高松高校の佐野俊介がモル法の採用を提案したが、普及には至らず、今日に至るまで、日本の教育現場では比例式を用いた解法が主流を占めている。

2011年5月22日

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フロギストン説とは18世紀に支持されていた化学の仮説である。この理論によると、可燃物にはフロギストンと呼ばれる可燃元素があって、ある物質が燃えると、フロギストンがその物質から放出され、燃えた後に残る灰は、その物質本来の形であると考えられた。フロギストン説が流行した時代背景には、魔女狩りや瀉血に典型的に表われているカタルシス願望があった。すなわち、前者に関しては、魔女たちを火炙りにすると、彼女たちから悪魔主義が追い出され、彼女たちが軽い灰となることでその罪も同様に軽くなり、悪魔に魂を売る前の本来の健全な姿に戻ると考えられており、後者に関しては、血液を放出することで病気の原因が体から追い出され、その症状は軽くなり、患者は本来の健康な姿に戻ると考えられていた。

2007年1月31日

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燃料電池は、19世紀に考案された開発史の長い発電方法であるが、火力発電が発電方式の主流になったため、今日に至るまで、その実用化の範囲は極めて限定的である。脱炭素化と水素エコノミーが喧伝される今日、水素による発電方法として再び注目を集めているが、現在よりも実用化されるようになるには、燃料電池そのものの改良だけでなく、その燃料の貯蔵方法や運搬方法、さらには燃料の製造方法にイノベーションが必要である。