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2002年5月31日

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経済学では、消費者が商品の消費から得られる主観的満足を効用(utility)と呼んでいる。功利主義(utilitarianism)は、効用を量的に計算しようとしたが、現代の多くの経済学者たちは、そうした量的計測は不可能だと考えている。しかし、価値がエントロピーの低さだとするならば、その大きさは、定量的に測定可能なはずだ。

2001年2月4日

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社会システムを変革する時、何を規準にすればよいのだろうか。人々が異なる改善案を出すとき、どれを採用するべきなのか。功利主義的改善、パレート改善、カルドア改善の三つの改善策を検討しながら考えてみよう。

2001年1月21日

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多くの倫理学者は、経済的価値と道徳的価値は、異質であると考えている。経済的誘惑に打ち克つことこそ道徳的価値の本質だと考える人すらいる。はたしてそうだろうか。

1997年9月3日

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現代の英米系倫理学/社会哲学を論じる上で、ロールズの存在は無視することができない。彼のおかげで、英米でも実践哲学の関心事がメタ倫理学から規範倫理学へと回帰したのだが、ロールズの正義論は、哲学的にはどのように評価できるだろうか。