ザイム真理教対モリタク真理教
森永卓郎、モリタクは、財務省の財政均衡主義をザイム真理教と呼んで批判しました。たしかに財務省の主張には問題があります。しかし、それを糾弾するモリタク真理教や財務省解体運動も、歳出削減に熱心でないという点で同じ穴の狢であることを説明し、国民負担を本当に減らす財政政策を示しましょう。
最低賃金法は必要か
私たちが働く目的には、金を稼ぐ以外にも、自己実現や他者との交流や規則正し生活を送るためのメリハリなどいろいろある。仕事は百パーセント仕事でなければならず、趣味は百パーセント趣味でなければならないと政府が勝手に決めて、それを法で国民に強制するのは不当な介入である。
公的年金制度は必要か
老後は働かずに年金生活を送りたいという人は、自分で民間保険会社が提供する私的年金に加入すればよいのであって、国家が老後働かないという特定のライフスタイルを国民全員に制度的に強制することは、多様なライフスタイルを選択する自由を否定することになり、好ましくない。したがって、加入が義務である公的年金制度は不要である。
セーフティネットはどうあるべきか
生活保護の水準以下の生活を送っている勤労者がいる反面、ギャンブルや覚醒剤に支給金を使っている生活保護の受給者がいるとか、ホームレスよりも刑務所の受刑者の生活水準の方が高く、刑務所に入るために犯罪に手を染める生活困窮者が続出するなど、日本の社会的セーフティネットには様々な問題が生じている。これらの問題を解決するための方法を考えよう。

