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2002年3月22日

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貨幣は、システム論的には、欲望の欲望というダブル・コンティンジェントな複雑性を縮減するコミュニケーション・メディアであるが、精神分析学的にはファルスに相当する。貨幣の歴史を精神分析学的に振り返りながら、システム論と精神分析学の接点を見出そう。

2001年11月24日

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植物が実を結ぶように、あるいは動物が子供を出産するように、お金は利子を生むものだと私たちは考えている。しかしお金とお金がセックスをして子供を産むわけではない。では、なぜお金は利子を生むのか。これに関しては、様々な説があるので、それらを一つづつ検討していきながら、結論を出すことにしよう。

2001年11月10日

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物々交換が、快楽の交換という意味でポジティブな交換であるとするならば、復讐は、苦痛の交換という意味でネガティブな交換である。ポジティブな交換の媒介者が貨幣だとするならば、ネガティブな交換における貨幣は何か。

2001年3月11日

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自給自足の経済を想像することができるように、他者の力を借りずに自分だけで情報収集や創作をする文化も想像可能である。だが、実際には、私たちは貨幣を通じて商品交換をするし、言語を通じて意見交換をする。

2001年2月25日

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貨幣は、かつては金や銀など、価値のある財であったが、今では、それ自体では、取るに足りない金属や紙のかけらあるいは電子情報に過ぎない。それにもかかわらず、なぜ貨幣には価値があるのか。共同幻想に基づく惰性によるのか、それとも根拠があって貨幣は流通するのかを考えてみよう。