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なぜ韓国には糞尿マニアが多いのか

2013年9月11日

日韓併合後、嘗糞文化を評価しない日本の統治者によって、朝鮮の嘗糞文化は抑圧され、表向きには廃れた。しかし、韓国人の糞尿への特異な思いは完全には消滅しておらず、今でも韓国では、糞尿マニアぶりを伝える話題に事欠かない。韓国人が糞尿に固執する理由は何であるのか。精神分析学的に考えてみよう。[1]

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1. なぜ韓国には糞尿マニアが多いのか

投稿者:永井俊哉.投稿日時:2013年9月11日(水) 20:10.

韓国では糞尿に関するニュースが多いが、なぜ韓国人は糞尿に固執するのだろうか。

嘗糞文化の遺産

朝鮮は、古くから嘗糞、すなわち人糞を舐めるという独特の糞尿文化を育んできた。日韓併合前の朝鮮を訪れた外国人の記録によると、当時の朝鮮人は、糞尿を忌避する様子もなく、それどころかこれを飲み食いすらしていたとのことである。そうした記録は複数残っているが、そのうちの一つを紹介しよう。

朝鮮人の不潔ときたら随分ヒドイ。てんで清潔とか衛生とかいう考えはないから、いかに不潔な家でも、いかに不潔な所でも一向平気で、濁った水でも構わないどころか、小便や大便の汁が混じって居っても、さらに頓着せずにこれを飲む。実に味噌も糞も朝鮮人には一緒である。といえば朝鮮に行かない人には、極端の言いようのように思われるかも知れないが、事実その通りで、一例をあげれば、家を造るに、壁土の中に馬糞などを混ぜて喜んでこれを塗る。その訳は馬糞を混ぜると壁が堅くなって泥が落ちにくいというている。さらに驚くべく信じ難い程であるのは、朝鮮人は小便で顔を洗い、気目がよくなるというて居る。また小便は腎虚や肺結核や解熱等に有効じゃというてこれを用い、また強壮剤じゃというて無病の者でも飲んでいる。いよいよ病気が重くて生きられまいという時は、大便を食べさすということも聞いている。なんと驚かしいことではないか。[2]

こうした記録を読むと、なぜ韓国の伝統料理が劇辛なのか、その理由がわかる。韓国は肉食文化の国だから、日本料理と異なり、料理に香辛料を多用するという説明をよく聞くが、そうした理由では、なぜ韓国料理が他の肉食文化の国の料理よりも辛いのかが説明できない。むしろ糞尿の悪臭がきつい中、その悪臭を打ち消すために、劇辛料理が発達したと考えるべきではないか。韓国人には辛い味を好む遺伝変異が高頻度で見られる[3]が、これは韓国特有の歴史的環境への適応の結果であろう。

日韓併合後、嘗糞文化を評価しない日本の統治者によって、朝鮮の嘗糞文化は抑圧され、表向きには廃れた。しかし、韓国人の糞尿への特異な思いは完全には消滅しておらず、今でも韓国では、例えば、公衆トイレで便をふいた紙を流さずにゴミ箱に入れておくとか、抗議のために人糞を投げつけたり、放尿したりするとか、トンスル(人糞酒)がいまだに製造されているとか、糞尿マニアぶりを伝える話題に事欠かない。もっとも、韓国人は、自分たちの性癖が世界に誇れるものではないことがわかっているようで、外国に対してその存在を認めようとはしない。6月12日に韓国で起きた排泄物売買事件に対する韓国での反応にそのことがよく表れている。

「韓国人に本来変態なぞいない。あの事件は日本のブルセラの悪影響だ」という韓国のネット掲示板への書き込みがされたのは6月13日のこと。

この事件とは6月12日に報道された、韓国で41歳の女が、自分が用便をたしている映像と大小便を売りさばき1億2000万ウォンの収益をあげていたという事件のことである。

わいせつ物流布で逮捕されたイ容疑者は、2010年8月から今年の4月まで自分が着用した下着や排泄物などを容器に入れて販売していた。1件あたりの販売価格は約3-5万ウォンで、3000件以上の取引が行われていたとされている。

同事件は韓国国内でも大きなショックを巻き起こし、スカトロジーという性癖についての議論が巻き起こったというのだ。というのもこれは一部の特殊性癖であるという意見に対して、韓国ではけっこうメジャーなプレイじゃないの?という意見が出てきたからである。

というのも、ポルノ専門検索エンジンPornMDが公開した「その国がよく検索しているエロワード」では、韓国は5位に大便、9位にトイレ、10位に脱糞が入っておりかなりの偏りがあるほど(ちなみに日本、中国では10位までにそのような言葉は入っていない)。

「我々はスカトロ好きなのか?」と国民的アイデンティティに影響を及ぼしかねないような流れになってきたのだが、上記のような書き込みが、その流れを覆したのである。

「この変態性癖は日帝による悪影響」「日本の悪しき風習ブルセラに影響された国民が出てきた」など、なかには「年齢的にいってももしかして韓国に嫁いできた日本人の元コギャルではないのか?」という書き込みまであったという。

とはいえ、さすがに心ある日本通の一部は「ブルセラでもさすがに大便の取引はないんじゃ」などという擁護をしてくれているのだが、今のところ「日本のせい」で片付きそうな勢いだ。[4]

引用文中に出てくる検索結果は、以下の通り。

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韓国のトップ10検索語[5]

何でも日本のせいにする被害妄想癖は相変わらずだが、実は、反日的韓国人にしばしば見られるこうしたパラノイア的な被害妄想癖は、精神分析学的にはスカトロジー的な嗜好と密接に関係している。このことをフロイト・ラカン的な観点から分析しよう。

スカトロジーとSMとの関係

フロイトによれば、成人の性的倒錯は、発達障害、すなわち幼児性への後退に起因する[6]。そして、スカトロジー的な性的倒錯は、肛門期への固着によって起きる。肛門期とは、口唇期、肛門期、男根期、潜在期、性器期という五つの性的発達段階のうち、口唇期の次に表れる二番目の段階で、二歳から四歳ぐらいまでの時期である。男根期以降とは異なり、性別がはっきりしないため、従来、肛門の器官快は、性欲とは無縁と思われていたが、フロイトはあえてこの時期にも性欲があると考えた。

この段階で前景に立つのは、性器的な部分欲動ではなくて、サディズム的で、肛門的な部分欲動である。男性的と女性的という対立は、ここではまだなんの役割も演じていない。その代わりとなっているのが、能動的と受動的という対立で、この対立は、性的な対極性の前触れと特徴付けることができる。男女という両極性は、後になってこの対極性と接合される。[7]

乳幼児の口唇愛や肛門愛は、成人になった性的倒錯者によって反復されるが、成人が口唇プレイや肛門プレイで射精したりオルガズムに達したりすることからもわかるように、それは性的な活動なのである。乳幼児は、そうした倒錯した多様な性欲を、去勢により断念するが、去勢が不十分だったり幼児後退を起こしたりすれば、倒錯的な性欲が復活する。

ここで言う去勢とは、ラカンが謂う所の象徴的去勢であって、性器を切り取ることではなく、子供に母のペニスになるという欲望、すなわちファリック・マザー幻想を断念させることである。平たく言えば、父が子供を母から自立させるということである。子は産まれた時、へその緒を切って、母から肉体的に自立する。離乳による口唇期の終了、用便の自立による肛門期の終了を経て、母から精神的にも自立し、男根期を終了する。しかし、去勢によって、母とのつながりが完全に断ち切れるわけではない。乳房、糞便、まなざし、声といった母とのつながりの痕跡は、対象aとして、欲動の原因となる。

口唇期の母子の絆は、口唇と乳房であり、口唇期の乳児は、乳首と口唇の接触に快を感じる。乳房フェチなどの性的倒錯は、口唇期の絆を復活させようとする欲動である。これに対して、肛門期の母子の絆は、肛門と糞尿であり、スカトロジー的な性的倒錯は、肛門期の絆を復活させようとする欲動である。股間から延びる糞尿は、へその緒やペニスの代替物とみられ、それとの自己同一はファリック・マザー幻想を生み出す。ちなみに、PornMD が公開した、韓国人がよく検索しているエロワードの8位には「母」が入っているが、日本、中国では10位までにそのような言葉は入っていない。

では、なぜ肛門期への固着はサディズムとなるのか。口唇期の乳児は、乳を母から直接与えられ、糞尿もおしめに自由に排出することができる。だから、口唇期の乳児にとって、母は優しい存在なのである。ところが肛門期になると、母乳が与えられなくなり、トイレで排便する訓練が始まる。夜尿をして、母からお尻が赤くなるまで叩かれるのはこの時期である。勢い母は厳しい存在として意識されることになる。

それなら、子はマゾヒスティックな存在になるのではないかと思うかもしれないが、乳児は、口唇期の後半(生後6ヵ月から18ヵ月の間)から鏡像段階に入り、母を鏡として自己を認識するようになっていることに注目されたい。肛門期には母子の間に鏡像関係が完全に成立しており、サディズムとマゾヒズム、能動と受動の関係は鏡像的に容易に反転する関係にある。だから鏡像関係を通して母と自己同一している子は、マゾヒスティックであると同時にサディスティックでもある。

サディズムとマゾヒズムが肛門期への固着に由来していることを理解するなら、なぜ浣腸や飲尿がSMプレイの定番であるかが理解できる。女王様に鞭で打たれ、快哉を叫ぶマゾ男は、不適切な排便や排尿で母から尻を叩かれていた幼児期へと後退し、母との絆を再獲得することで喜んでいるのである。マゾヒストの身体に垂らされるろうそくは糞尿を象徴し、調教はトイレ訓練の再現を意味する。肛門期に固着するものは、SMプレイを通して母子一体の時期へと回帰しようとしている。だから、そのおぞましい外観とは裏腹に、SMプレイは愛の享受なのである。

強迫ノイローゼの場合には、サディズム的・肛門的体制という前段階へのリビドーの後退が最も目立つし、それが症状の発現にあたっての決定的な事実である。この場合、愛の衝動はサディズム的な衝動の仮面をかぶらざるを得ないようになる。「お前を殺したい」という強迫観念は、もしそれをある種の、しかし偶然ではなく不可避的な付加物から解放してやれば、「私はおまえの愛を享受したい」という意味に他ならないものである。[8]

フロイトの解釈を適用するなら、反日的韓国人の「日本人を殺したい」という強迫観念も、そのサディズム的な衝動の仮面を剥がすなら、「私は日本人の愛を享受したい」という愛の衝動ということになる。日本に対して執拗にストーカー行為を繰り返す反日的韓国人は、ストーカー一般がそうであるように、実は日本に対して求愛活動をしているということである。

反日的韓国人の糞尿による報復行為

日本が統治する前の朝鮮では、人々は道端に糞や川に尿を垂れ流していた。建物内に便所が設置されるようになったのは、日本が統治してからである。

トイレ問題は伝統住宅で最も悩みの種であった。1896年、独立新聞に「道ばたの家の窓の外に汚物とおしっこと水を捨てられないようにして、おとなと子供が道端で大小便をしないようにして…」と書くほどであった。1934年、朝鮮総督府は便所との戦争を宣言する。「朝鮮市街地計画令」で「居住用建物敷地内にお手洗いを設置する」と釘をさしたのだ。ちょうど当時には都市型韓国式家屋を供給する「建て売り」ができた。これに伴い、居間から遠くて、門間からは近くて除去に便利で道に面した位置に便所が入ってきた家が大量普及する。[9]

この意味で、糞尿垂れ流し放題だった朝鮮人に「トイレ訓練」を行った母は日本ということになる。李氏朝鮮時代にひどかった腐敗を正したのも日本であり、象徴的な意味でも汚物処理を強要したのは日本であると言うことができる。太平洋戦争後、朝鮮人は日本人から切り離されるが、この去勢は不十分で、日本から精神的に独立していない韓国人がいまだに多い。彼らは、日本に対して妄言を吐き、様々なサディスティックな加害行為を行っているが、鏡像的な反転により、彼らの意識の中では、妄言を吐いているのも、サディスティックな加害行為を行っているのもすべて日本ということになっている。そしてそれに対する抗議の手段として、しばしば糞尿が使われる。

ソウル鍾路警察署は23日、在韓日本大使館に22日夜、島根県主催の「竹島の日」記念式典に反発し、敷地内に汚物の入ったペットボトルを投げ込んだ韓国人の男(49)を取り押さえた。複数の韓国メディアが報じた。

韓国メディアは、「『竹島の日』、日本大使館に人糞投てき」、「竹島の日に激怒、駐韓日本大使館に汚物投てき」「日本大使館に人糞投てきした男性」などの見出しで伝えた。

男は、22日の夜8時ごろ、「安倍首相は謝罪せよ」などと叫びながら、在韓日本大使館に「竹島反対」という文字が書かれた、人糞が入ったペットボトルを投げ入れた疑い。男は現場周辺にいた警官にすぐに取り押さえられた。その後、警察は取り調べを行った。

この男は、2012年8月にも竹島問題で日本大使館に汚物を投げ入れた容疑で立件され、罰金刑となった。[10]

以下の靖国神社内で起きた事件では、大便ではなくて小便が使われた。韓国人男性が、靖国神社内の神池庭園で放尿をする写真とともに日本を糾弾する記事を韓国のサイトに掲載するという事件が起きた。

記事はまず、安倍晋三首相、橋下徹大阪市長、石原慎太郎衆議院議員の動画や写真を掲載し、最近の日本の政治家はとんでもない妄言を吐いているから「日本の軍国主義の象徴」である靖国神社に出動したと書き、行動の一部始終を写真付で説明した。

神社内の神池庭園に着くと、靖国神社という記号が付かなければ非常にきれいな池であり鯉ものんびりと泳いでる、と説明した後に「鬱憤を我慢できず」自分の一物を取り出した。周りを見ても人影がなかったため、

「食べなさい!妄言は糞だよ?うんち!おしっこ発射!」

と放尿している様子の写真を掲載した。しっかり目標を定めなかったため手すりにもだらだらと流れることになってしまったが、昼に食べたうどんはスープまで飲み干したことで膀胱が爆発する寸前だったから、今回の放尿はクールだった、と書き、放尿で汚した手すりの写真もしっかりと写していた。そして、

「今後も日本の政治家の妄言が続くたびに、 愛国人の放尿が続いて行く」

などと結んでいる。

放尿する後姿の写真などから20代の若者と見られる。[11]

汚い言葉を吐く人は英語で“asshole”と呼ばれる。文字通りの意味は、「尻の穴」である。ちょうど尻の穴(肛門)から汚物が出てくるように、顔の穴(口)から汚い言葉が出てくるという連想に基づく表現である。この韓国人も、そうした連想に基づいて、靖国神社に放尿して、報復したのだろう。当節流行の表現を使うなら「やられたらやり返す。糞尿返しだ!」というところか。では、韓国人は、糞尿を汚いと感じているのだろうか。答えはイエスであり、ノーでもある。

この両義性は、性一般が持つ両義性に依拠している。健常者にとって、性がいやらしいものであると同時に魅惑的でもあるように、スカトロジストにとって糞尿は汚らわしいものであると同時に魅力的でもあり、マゾヒストにとって苦痛は嫌悪するべきものであると同時に惹かれるものでもある。普通の民族にとって、異民族の支配を受けたことは恥ずべきことであり、あまり思い出したくないのが普通だが、韓国人が好んで過去の屈辱的な歴史を思い起こそうとするのは、その歴史が持つ両義的な価値による。

フロイトによれば、肛門期の幼児は、母親が母乳を与えてくれるお返しとして、糞尿を贈り物として提供しているという意識を持っている。もちろん、母乳には価値があっても、糞尿には価値はないのだが、幼児は等価交換をしているつもりなのである。日本人の中には、巨額の投資を行って朝鮮の近代化に貢献したのに、なぜ韓国人は日本を恨んでばかりするのかと不思議に思う人もいるが、韓国人は、主観的には、両義的な意味での「お礼参り」をしているのである。

2. 「目には目を、糞には糞を」という韓国式報復原理

投稿者:永井俊哉.投稿日時:2013年9月26日(木) 18:18.

最近の韓国における糞尿関係のニュースをいくつか取り上げ、その意味を分析しよう。

釜山江西警察によると、騒ぎがあったのは今月18日午前6時40分ごろ。フィリピンのセブ島から釜山の金海国際空港に向かう航空機の中で、乗客の崔という女(29)が突然、「フィリピンでレイプされた!」と騒ぎ始めた。

驚いた客室乗務員が事情を聞こうとしたが、崔は訳の分からないことをわめき散らしたり、座席の上で排尿したりと1時間ほど奇妙な言動をとり続けた。そのうち、隣に座っていた朴という男(35)も大声を上げ始め、機内は混乱状態となり、乗務員は警察に通報した。[12]

「フィリピンでレイプされた!」という被害妄想(たぶん)と放尿という組み合わせなので、これは前回の投稿により解説の必要がなさそうだ。覚せい剤は、自我による検閲作用を取り除くので、深層の欲動を顕在化させやすいと考えることができる。

先月30日の午後、京畿道烏山のある農場宿舎の床に、シャベル一杯分の人糞がばら撤かれた。当時この部屋には、カンボジアから来た三十代の移住労働者の A さん(女)など二人がいた。

彼女たちに人糞をばら撤いたのは、この農場主の B(59歳)の妻の C だった。C は彼女たちに「仕事の速度がとても遅い」とし、先月22日から農場の仕事をさせないようにしたという。以降、彼女たちはこの期間、主に部屋に留まっていた。

「お前らは糞と全く同じだ」などの暴言を受け、人糞を受けるところだった移住労働者らは、その日の午後、産業人材公団が委託して運営している外国労動者相談センターを尋ねたが、格別な助けは得られなかった。[13]

「仕事の速度がとても遅い」つまり「お前たちの仕事は糞だ」ということで、「目には目を、糞には糞を」という韓国式報復原理で、シャベル一杯の糞をぶちまけたということである。韓国人は「早く早く(빨리빨리 パルリパルリ)」と言って性急に結果を求めるタイプの人が多いので、東南アジア流のスロー・ペースに我慢がならなかったのだろう。日本でも「くそったれ!」と言って悪態をつくことがあるが、本物の糞を持ち出すことはないから、ここに文化の違いを見て取ることができる。

複数の韓国メディアによると、映画監督キム・ジョグァンス(48)、映画会社レインボー・ファクトリー代表キム・スンファン(29)の両男性による成婚誓約を読み上げられる中、ステージ上に中年男が駆け上がり、かばんの中から取り出した糞便の混じった汚物をステージに投げ付けたという。

男は「同性愛は犯罪だ!社会を破壊する」などと叫び、自ら汚物を全身に浴びながら大暴れ。結婚式のステージはもちろん、会場内は汚物による悪臭でいっぱいになった。

すぐに中年男(54)は取り押さえられたが、取材陣に対して「汚物は私の人糞と味噌を混ぜて、自ら食べてもってきた。人糞と味噌が混ざったものが同性愛の現実だ。聖書を見なさい。私の言葉が嘘なのか。私は教会からも追い出された」と同性婚への反対の意思を強く表明した。

キリスト教が根強い韓国では、日本以上に同性婚への嫌悪感が強い。キム・ジョグァンス監督は結婚式を挙げて「同性愛者が結婚できる権利を勝ち取るためにこうして一騒動起こすしかなかった」とし「私たちのことをきっかけに、同性愛者も結婚を選択することができるようになることを願う」と話している。[14]

これも最初の記事のように「訳の分からないことをわめき散らし」で終わらせてしまえば、それまでなのだが、デモとしてやっているのだから、一見すると不可解な言動にも象徴的意味を持たせていると見なければならない。

「人糞と味噌が混ざったものが同性愛の現実だ」と言っていることから判断すると、愛や結婚自体は味噌、すなわち価値のあるものだが、それが同性によるものであることから、糞、すなわちマイナスの価値で汚染されているということなのだろう。日本語でも、価値のあるものとないものとの区別ができないさまを「くそみそ」というので、これはわかりやすい。

中年男は「汚物は私の人糞と味噌を混ぜて、自ら食べてもってきた」と言っている。まるで味噌と糞の混合物を口の中に入れて運び、それを会場で吐き出したかのような言い方だが、記事によれば、カバンの中から汚物を取り出してステージに投げつけたとあるから、言っていることと現実が異なっている。しかし、これも、カバンを口に喩えていると解釈すれば、納得がいく。

人糞と味噌を混ぜて食べて、それを呑み込むという行為は、日本語で言えば「清濁併せ呑む」ということだから、同性愛婚を許容するということになる。だが、この中年男性は、同性愛婚に反対しているのだから、口(カバン)に入れた糞味噌混合物を吐き出すことで、拒絶の意思を表さなければならない。「会場内は汚物による悪臭でいっぱいになった」とあるが、この中年男性は、同性愛婚が行われることで社会が汚物による悪臭でいっぱいになったと感じているのだから、むしろ同害復讐を行っている自分にこそ正義があると思っているのだろう。

3. 対象aとしての排泄物

投稿者:永井俊哉.投稿日時:2014年1月26日(日) 19:02.

トンスルを飲むとか、糞尿で抗議するとかいったことは、現代の韓国では日常的な出来事ではない。しかし、ウンチをイメージした浣腸キャラクター「トンチミ」とか、ウンチの形をしたお菓子「ウンチ焼き」とかは韓国では幅広く人気があるという。

トンチミが誕生したのは1999年の1月。その後、20種類を超えるグッズが世に送り出された。「真っ赤な顔にそばかすをつけたタルギ(イチゴをモチーフにした、韓国を代表するキャラクター)とトンチミが、仲よく共存する」のがトンチミの世界観であり、ストーリーだ。

フルーツと大便のコラボとは、何とも大胆で想像するには若干きついものがあるが、キャラクターをデザインするナム・インスクさんは、ウンチについてこう表現する。「朝起きるたびに、何だかワクワクする」。

毎朝、体内から出るものだが、その形はいつも偶然。調節するのが大変だからこそ、新たなウンチに出会うのが楽しみなのだという。一方、彼女が生み出したトンチミは、ウンチを「創作物」としてとらえている。

さまざまな創作物(つまり、ウンチ)を完成させたいという思いから、実験に明け暮れる勉強熱心なトンチミ。水をたくさん飲んで下痢してみたり、時には便意をがまんして便秘になってみたり……。そして「これだ!」というウンチは必ず保管。それでも好奇心は収まらず、他人のモノまで観察する。

そんなウンチ作りとウンチ観察が趣味というトンチミは、すでにキャラとしては十分すぎるほど立っており、アピール性は抜群。しかし作者のナムさんは「独特な個性をもち、猟奇的な日常を送る」という他にはないストーリー性で勝負しているという。

数あるトンチミ漫画の中で、人気のストーリーを紹介しよう。それは「便秘に悩む友人を放っておけず、トンチミが浣腸で助けてあげる。すると『あ~すっきりした!』と感謝し、去っていく」というものだ。話自体は単純で、かつ絵を見ると飛び出したウンチが顔にかかっており、だいぶ下品なものだが、他人思いのトンチミは「人間的で憎めない奴」と人々に愛されているという。[15]

このキャラクターのストーリーが支持されるのは、韓国では便秘で悩んでいる人が特に多いからではなくて、浣腸がファリック・マザー幻想を呼び起こすからであろう。パートナーとなっているタルギが女性のキャラクターであることにも注目しよう。

他方で、「ウンチ焼き」なるスイーツは、その形状を除けば、日本のタイ焼きのようなものである。

このウンチ焼き、ウンチに模した形状をしており、中にはウンチを彷彿(ほうふつ)とさせるタップリのアンコが入っている。価格は2000ウォンで、日本円にして約145円。焼き加減によって、よりウンチに近い茶褐色にすることもできるし、薄い黄土色にすることもできるようだ。その形状、その中身、その色、すべてにおいて、ウンチをモチーフに作られたものらしい。

韓国人のウンチに対する情熱の注ぎっぷりは、まさに職人の域。ウンチをリアルに再現するため、ウンチ焼きの表面には無数のツブツブや、半分とろけたデザインがされている。中身のアンコがうっすらと表面に見えるのも、妙にウンコチックでリアルだ。

このウンチ焼き、韓国のいたるところで売られているらしい。日本テレビの人気番組『三都物語 ~ジャパンブランドを探れ!~』では大々的に韓国のウンチ焼きを紹介しており、仁寺洞(インサドン)で売られているウンチ焼きの映像を伝えていた。

映像では、店舗の様子も映されており、ウンチ焼きのみならず店舗のいたるところにウンチのオブジェやぬいぐるみ、張り紙などがあった。こんなにウンチづくしで大丈夫か? これが韓国のギャルにも大人気というのだから、何が流行るかわからないものである。[16]

ロケットニュース24によると、この他、韓国には「カンチョー少年の像」とか、「うんちのテーマパーク 」とかもあるらしい。これらは、韓国でうんちが対象aとなっていることを示している。

4. 参照情報

関連著作
注釈一覧
  1. ここでの議論は、システム論フォーラムの「なぜ韓国には糞尿マニアが多いのか」からの転載です。
  2. 荒川五郎『最近朝鮮事情』清水書店. 1906年.
  3. 韓国人にだけ存在する6万個のDNA、クラウド利用で発見」『中央日報』2011.09.08.
  4. 韓国スカトロ事件は日本のせいだった!?「ブルセラの影響」との指摘も“『ブッチNEWS』2013年6月15日.
  5. “This interactive infographic lets you view the top 10 most commonly searched terms on porn sites over the last month, regionally." PornMD. Top 10 Searches.
  6. Sigmund Freud. Drei Abhandlungen zur Sexualtheorie In: Gesammelte Werke In 18 Bänden mit einem Nachtragsband Band.5. Fischer (Tb.), Frankfurt (November 1, 2001). p. 132.
  7. “Im Vordergrunde dieser Phase stehen aber nicht die genitalen Partialtriebe, sondern die sadistischen und analen. Der Gegensatz von männlich und weiblich spielt hier noch keine Rolle; seine Stelle nimmt der Gegensatz zwischen aktiv und passiv ein, den man als den Vorläufer der sexuellen Polarität bezeichnen kann, mit welcher er sich auch späterhin verlötet." ― Sigmund Freud. Vorlesungen zur Einführung in die Psychoanalyse In: Gesammelte Werke In 18 Bänden mit einem Nachtragsband Band 11. Fischer (Tb.), Frankfurt (November 1, 2001). p. 339.
  8. “Bei der Zwangsneurose ist im Gegenteil die Regression der Libido auf die Vorstufe der sadistisch-analen Organisation das auffälligste und das für die Äußerung in Symptomen maßgebende Faktum. Der Liebesimpuls muß sich dann als sadistischer Impuls maskieren. Die Zwangsvorstellung: ich möchte dich ermorden, heißt im Grunde, wenn man sie von gewissen, aber nicht zufälligen, sondern unerläßlichen Zutaten befreit hat, nichts anderes als: ich möchte dich in Liebe genießen." ― Sigmund Freud. Vorlesungen zur Einführung in die Psychoanalyse In: Gesammelte Werke In 18 Bänden mit einem Nachtragsband Band 11. Fischer (Tb.), Frankfurt (November 1, 2001). p. 356.
  9. “변소 문제는 전통 주택에서 가장 골칫거리였다. 1896년 독립신문에 “길갓집 창밖에 더러운 물건과 오줌과 물을 버리지 못하게 하고 어른과 아이가 길가에서 대소변을 보지 못하게 하고…"라고 적을 정도였다. 1934년 조선총독부는 변소와 전쟁을 선포한다. '조선시가지계획령’에서 “거주용 건물 부지 내에 변소 설치할 것"이라고 못 박은 것이다. 마침 당시엔 도시형 한옥을 공급하는 '집장수’들이 생겨났다. 이에 따라 안방에서는 멀고 대문간에서는 가깝고 수거에 편리하게 길에 면한 위치에 변소가 들어온 집이 대량 보급된다." ― 「トイレはいつ家中に入ってきたのだろうか?」『朝鮮日報』2011/08/20.
  10. “「竹島の日」抗議、韓国人の男が日本大使館に汚物を投げ込む]"『サーチナ』2013/02/23. なお、二年後にも同じような事件が起きている。参考:「日本大使館前で「竹島の日」に抗議 汚物投げる男も=韓国」『ワウコレア』2015年2月22日.
  11. 靖国神社内で放尿する写真が韓国サイトにアップ「日本政治家の妄言あれば今後も放尿は続く」" 『J-CASTニュース』2013年5月30日.
  12. “韓国人カップルが覚せい剤の幻覚症状、フィリピンからの帰国便で「レイプされた!」と大暴れ" XINHUA.JP 2013年09月20日.
  13. “지난달 30일 낮 경기도 오산의 한 농장 숙소 바닥에 한 삽 분량의 인분이 뿌려졌다. 당시 이 방에는 캄보디아에서 온 30대 이주노동자 여성 A씨 등 2명이 있었다. 이들에게 인분을 뿌린 것은 이 농장 주인 B씨(59)의 부인 C씨였다. C씨는 이들에게 “일 속도가 너무 느리다”며 지난달 22일부터 농장일을 하지 못하게 했다고 한다. 이후 이들은 이 기간 동안 주로 방에 머물러 왔다. 너희는 똥이랑 똑같다” 등의 폭언을 듣고, 인분을 맞을 뻔한 이들은 그날 오후 산업인력공단이 위탁해 운영되는 외국인력상담센터를 찾았지만, 별 도움을 얻지 못했다." ― “「お前らは糞と全く同じ」~カンボジアからの移住労働者に人糞ばら撒く]"『朝鮮日報』2013年09月26日.
  14. 仏では暴動デモ、韓国では汚物まき散らし…各国で同性愛婚の反対派が過激化“『日刊ナックルズ』2013年09月24日.
  15. 韓国で人気絶頂ウンチキャラクター生みの親「ストーリー性で勝負したい」“『ロケットニュース24』2011年2月2日.
  16. 韓国でウンチが大ブーム! ウンチ焼きを食べる韓国ギャルたち“『ロケットニュース24』2011年2月1日.